内海・山海温泉(1号井) 【浜辺のホテル 松濤】

内海・山海温泉(1号井)(うつみ・やまみおんせん(1ごうい))

【浜辺のホテル 松濤】




【住所】  愛知県知多郡南知多町大字内海字新田64-1
【電話】  0569-62-0777
【料金】  1000円(夏季の休憩付きは1500円)

【泉種】
 
中性ナトリウムー塩化物強塩温泉
       pH不明 27.2℃ 湧出量不明 31.18g/kg H25分析
       旧分析:弱アルカリ性ナトリウム・カルシウムー塩化物強塩泉 pH不明 44.6℃ 湧出量不明 25.03g/kg H15分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー・櫛・剃刀
【営業】  
11時〜16時頃(夏季は16時〜19時・休憩付きであれば10時〜15時30分)・無休
【記 録】 2006/02/12 【再訪1】 2006/08/15 【再訪2】 2007/12/16
【再訪3】 2016/10/08 【情報1】 2017/01/20

【評価】

施設 ★★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★★
料金
総合 ★★★★


【コメント】

 夏は海水浴客で賑わう「内海海岸」横にある宿が日帰り入浴に対応しています。冬は閑散としており、ちょっと寂しい雰囲気ですがお昼より行ってみました。駐車場は裏手に第1・第2とあり、ちょっと気になる「無責駐車場」の文字が入った看板が目立ちます。ちょっと大きな車は第1駐車場では辛く、車高の低い車は第2駐車場で注意が必要です(-_-;)。

 施設入口横には「日帰り入浴 11時〜16時」と掲示されており、立寄りOKであることが判ります。早速施設に足を踏み入れます。内部は正面にフロント・右に喫茶コーナー・左に下駄箱が設置されています。


 フロントの女性従業員に日帰り入浴を申し込むと、記帳してから左のロッカーに靴と貴重品(再訪時は貴重品の指示はありませんでした)を入れて7階に上がってくれとのこと。住所・氏名・電話番号を記載して入泉料を支払い、靴を100円ロッカーにお金を入れずに利用します。

 この下駄箱の中にはスリッパが入っており、入替でスリッパを履くスタイルなのです(´ー`)ノ。もちろん帰るときはその逆なので脱ぎっぱなしは駄目ですよ〜。

 フロント奥にあるエレベーターで7階に行くと、目の前に暖簾が現れます。右が男性・左が女性となっており、通路横には椅子が数脚置いてある上に水が飲めるようになっています。あまりゆっくり休憩するところがないのは残念。

 暖簾を潜り、脱衣所に入ります。入ったところでスリッパを脱ぎ、右手にコインレスの貴重品ロッカー・右奥に洗面台・正面及び左手に篭が並んでいます。また壁にはしっかりと温泉分析表と利用状況表が掲示されており、温泉であることをアピールしています。

 脱衣所には大きな窓がついており、露天風呂がしっかりとチェックできます。剃刀は洗面台に設置されていますので、利用される方は忘れずに寄りましょう。

 脱衣所から浴場に向かうともう1つ洗面台が現れますが、あまり意味がありません。浴場は海側に湯船・反対側に洗い場、浴場横のドア外には露天風呂が設置されています。

 洗い場は仕切りが無いタイプで、装備は一式揃っています。さすがホテルの施設と言ったところでしょうか。ソープ類もそんなに匂いが強くありませんので、そんなに評価の邪魔になりませんでした ヾ(^ω^*) 。

 内湯は温泉利用で薄黄色のお湯が張られており、横からお湯が投入されています。浴場横はガラス張りになっており、伊勢湾に浮かぶ大型の船が見えます。また眼下には誰もいないビーチが広がっており、哀愁を感じられます(^^ゞ。

 お湯は薄い黄色で透明、エグイ味が少し出ている強い塩味で微かに消毒臭と潮の香りがします。しばらく浸かっているとじわじわと体が温まるのがよく判ります。湯温はそんなに高くなく、40℃位といったところでしょうか。それでも長風呂出来ないのは強塩泉の力なのでしょう。なおすぐ近くにある「Terme Utsumi 南知多・天然温泉白砂の湯」は同じ井戸のお湯を使っているのですが、全く色や匂いが異なります。

 露天風呂は6人で満員御礼サイズ、造りは檜風呂となっています。残念ながら温泉利用ではなく水道水利用となっておりますが、水道水に手を加えて弱アルカリ性ミネラル泉なるものになっています。温泉にこだわらない方や肌が弱い方でも、お湯に浸かれるという点ではうれしい施設ではないでしょうか(´ー`)ノ。

 お湯の利用状況は内湯・露天風呂とも循環・加熱・未加水・次亜塩素酸消毒となっています。さすがに湯量が掛け流しするほど豊富では無いと思われますので、循環したお湯というのは仕方ないと思います。


 内湯の温泉利用湯船でゆっくりお湯に浸かりながら、冬の太陽で日光浴をさせていただいました。でもきっと体に傷があったら塩が滲みるだろうな〜(^^ゞ。

 湯上りは脱衣所を出た通路で水を飲みながら一息入れます。肌は内面しっとり、表面はザラザラとした感覚が得られます。潮の香りも弱いながら残り、ポカポカ感も得られます。きっと夏は暑くて辛そうな冬向け温泉です。

 持続力はポカポカ感がその日の深夜まで、ザラザラ感は翌日朝のシャワーまで持続しました。中規模ホテルですが海沿いでロケーションがなかなか良く、そんなに混まない穴場的温泉施設と感じました。


【再訪1】


 夏のこの時期に行くとは我ながら思っていませんでしたが、友人と夕方から行って参りました。本来なら他の施設を開拓するのですが、カメラを持っていないのと夕日を見たいとの話よりこの施設に再訪という事になりました。

 夕日はよく見える、この時期でも貸し切り状態でスカスカ〜、意外と穴場かもしれません。湯船の眼下では日没前後でも波に漂う人の群れがよく見えます。

 湯上がりはやはり冬向けで夏にはちょっと厳しいモノですが、浜風が少し気持ちよく感じられました。また、友人曰く「腕時計での金属アレルギーが治まった」とのことでした。なお、評価に変動はありません。


【再訪2】


 気温7度で良い天気の中、夕方4時より入泉です。1回目のコメントに写真と文章を書き足し、不足情報を補いました。初期の評価施設だったので、かなり文章が不足していましたね。

 今回は夕方の入泉で営業時間が終わってからだったのですが、快く受け付けていただけました(≧∇≦)/。ありがとうございますm(_ _)m。

 浴場ちょうど太陽が三重県側に落ちる時に入浴できた為に、良い風景を見ることが出来ました。なかなか夕日が拝める温泉は無いですよ〜。なおお湯は前回来た時よりも色がかなり薄くなっていましたが、キツイ塩味は健在でした。

 評価は施設★3つ→4つに変更し、お湯を★4つから3つに変動しました。


【再訪3】


 約9年ぶりの再訪にて状況を確認致しました。9年・・・もうそんなに時間が経過したのか〜と思いつつ変更点がないかをチェックします。

 変更点は夏季に休憩付き入浴で1500円・夏季の通常営業は16時〜19時に変更されておりました。また温泉分析表が更新され、お湯の色が無色透明になった位で、湯上り感に変化はありませんでした。でも温泉分析表では温度が下がっていながら成分がかなり濃くなっておりました。循環ろ過でどれ程変化してしまっているのかわかりませんが、今までも濃い温泉なので正直判りませんでした。


【情報1】


 掲示板にて「めがねちゃん」様より、入泉料が800円→1000円に変更されたとの情報を頂きました。公式HPによると昨年再訪した直後にリニューアルした模様で、その時に入泉料も変更した様子。情報を更新いたします。

「めがねちゃん」様、貴重な情報有難う御座います<(_ _)>。




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