一宮温泉 【HOTEL GRAND VILLA】

一宮温泉(いちのみやおんせん)

【HOTEL GRAND VILLA】




【住所】  愛知県一宮市丹陽町九日市場1350
【電話】  0586-76-3131
【料金】  4500円〜

【泉種】
 
中性カルシウム・ナトリウムー塩化物温泉
      pH不明 29.9℃ 湧出量不明 8.79g/kg H18分析

【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー・剃刀・タオル大小・館内着他ホテル装備一式
【営業】  
24時間営業 不定休
【記 録】  2009/08/16

【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★


【コメント】

 ず〜と前から気になっていた天然温泉利用ホテル。しかもこのホテルは戸建形式で全建物天然温泉利用、上のランクになると2階建てや庭付きもあります。さらに追加料金で多人数での利用も可能となっています。

 8月11日早朝の駿河湾を震源地とする地震が発生して東名高速は一部崩落、通行止めということで全く遠出はせず、ゆっくり近場でリゾート気分を味わう為に利用しました。一宮IC近くのホテル街はずれにあり、施設敷地入口にフロントがありますが、全く意味を成していません。

 敷地内は広く、建物と駐車場がそれぞれワンセットで点在しています。なお利用金額は建物の大きさや装備によって異なり、駐車場奥に金額が掲示されていますので参考にしましょう。私は下から2番目のクラスである建物を選びました。

 建物横の駐車場に車を止めて、玄関横の受付ボタンを押して施錠解除してもらってから内部に入ります。内部は普通の玄関に自動料金支払いシステムが設置されており、その奥には広〜い部屋にソファやベット・TV・ポットに冷蔵庫が設置されており、冷蔵庫にはホテルらしく飲み物がしっかり有料で置かれています。

 その横に部屋は洗面台と脱衣所・トイレ・浴室が設置されています。浴室入口のドアにはしっかりと温泉分析表が掲示されており、温泉利用施設であることをしっかりアピールしています。何はともあれお湯を湯船に張るために、一般家庭より少し大きな浴室内に入ります。

 浴室内の洗い場は透明な椅子と洗面器が設置され、スポンジやPOLAのソープ類など一通りのホテル装備は整っています。湯船の横には通常のカランとは別に昔懐かしい蛇口が設置されており、そこから温泉を投入できます。

 しばらくソファでゆっくりしてお湯が一杯になったのを確認して浸かります。しかし!激熱の48℃ほどでどうにも浸かることが出来ず、少し加水をして何とか温度を44℃程まで下げて浸かります。

 お湯は殆ど無色透明で、エグミの殆どない塩味・殆ど無臭なお湯となっています。浸かっているとジワジワと熱さを感じ、汗がすぐに出始めます。湯船は足が伸ばせるもののそんなに大きいわけではありませんので、一般家庭の浴室とそう変わりません。

 露天風呂や大きな窓があるわけでもないので、開放感はこの建物では感じられませんでした。休憩を挟んで2度・3度と浸かっているうちに湯温が下がってきたので、少し温泉蛇口を捻って掛け流しの状態にもっていきます。

 お湯の利用状況は循環・加熱・未加水・塩素消毒という掲示になっておりましたが、循環施設は湯船には付いておりませんので元のタンク施設に付いているのかもしれません。また未加水については、湯船で水を入れてしまえば加水になりますので利用者次第といったところでしょうか。

 湯上り感はポカポカとした感覚が得られますが、肌にはしっとり感やサラサラ感などの特徴はありませんでした。まぁ汗が結構出ますので、効果が薄れてしまったのかもしれません。

 TVのチャンネルにアダルトチャンネルが2つあるのと、ベットのところにコ○ドームが2つ置いてある以外は至って普通の施設で、料理も鍋や名古屋名物が揃っていますので、旅行などでも使える施設ではないでしょうか。



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