飛島温泉(2号泉) 【飛島村ふれあい温泉】

飛島温泉(2号泉)(とびしまおんせん(2ごうせん))

【飛島村ふれあい温泉】




【住所】  愛知県海部郡飛島村竹之郷五丁目43番地
【電話】  0567-52-3185
【料金】  500円

【泉種】  弱アルカリ性単純温泉
      pH不明 43.6℃ 湧出量不明 0.45g/kg H23分析
      
旧分析:弱アルカリ性単純温泉 pH不明 46.8℃ 湧出量不明 0.43g/kg H15分析

【備品】  リンスinシャンプー・ボディソープ・ドライヤー・石鹸
【営業】  10時〜21時(平日は18時〜21時) 第2木曜日定休
【記 録】  2007/11/18 【再訪1】 2010/06/06 【再訪2】 2013/11/24
【再訪3】 2017/10/07

【評価】

施設 ★★
お湯 ★★
湯上感
料金
総合


【コメント】

 気温13℃で曇りのち晴れの天気の中、10時より入泉です。2004年までは「コーワレジャーランド」なる施設が飛島温泉を利用した施設だったのですが、すでに廃業し現在はこの公営施設のみが頑張っています。

 一時村民のみ利用出来る施設だったようですが、現在は一般の利用も可能になっています。2007年(2010年)現在で日本の村で財政力指数TOPという裕福な村の公共温泉施設、じっくり堪能させていただきます(≧∇≦)/。


 営業開始時間前についてしまったので、駐車場に車をとめて横の公園を散策します。10時近くになるとその公園にある川が流れ出し、湯気が立ち始めます。なんとお湯が流れているのですΣ(゜□゜*)、温泉を贅沢に使っていますなぁ。

 施設は他にもシルバー人材センターや作業所なども備えている為にかなり立派で新しく、他の村から見れば羨ましい箱物です。温泉の小さな看板が無ければ背の低い普通の公共施設となんら変わりません。

 そんな施設の中央入口から中に入ると左側にコンパクトな談話コーナーがあり、その奥の左右に鍵無し蓋付き下駄箱が設置されています。数は多くありませんので、大人数の利用は考えられていないようです。

 下駄箱に靴を入れ、突き当りを左に5歩、右に15歩進むと脱衣所の暖簾と受付が現れます。受付は机とレジを置いただけの簡易タイプでかなり質素です
(再訪1では右側に券売機が設置されていました)

 受付のおじちゃんに入泉料を支払い
(再訪1では券売機で購入した入泉券を手渡し)、「ごゆっくり〜」との言葉に送り出されて左手の暖簾に潜ります(再訪1では右手でしたので入れ替わりがあるようです)

 脱衣所は下駄箱より多いコインレスの鍵付きロッカーと籠が設置されており、予想外に広い造りなっています。公共施設なのに高齢化社会なのかベビーベットなど気の利いたものはありませんが、洗面台やドライヤーがしっかりと設置されている上に有料マッサージ機も1台設置されています。また温泉分析表と利用状況表もしっかり脱衣所入口に掲示されています。

 浴場は左手に仕切り有無それぞれの洗い場・正面に掛け湯と奥にバイブラーバスとジェットバスを装備した大きな湯船・右奥にジェットバス・右にサウナで構成されています
(再訪1では右側の浴であり、全てが左右逆転します)。正面は一面ガラス張りになっているのですが、風景は曇りガラスと塀で殆どないのが残念ですな。

 洗い場は公共施設としてはソープ類がしっかりと揃っています。シャワーは押しボタン式ではなくレバータイプ、地味ですがケチってはいませんよ〜(資源は大切に)。

 予想外に立派な施設だったのでしっかり体を洗い、窓際の大きな湯船に向かいます。湯船ははジェットバスにバイブラーバスまで設置されており、お湯は41℃
(再訪1では42℃)に設定されています。

 お湯は透明な薄黄色で無味無臭、見た目は有色なので匂いや味が味わえると思ったのですが、予想外に味気ないお湯です。見た目はこの近くにある長島温泉・尾張温泉・富吉温泉に近いのすが、この施設は特に匂いも味も殆どしないのです。

 しばらくお湯に浸かっていると、湯温41℃に設定されているお湯以上にじわじわと体が温まって行くのが判ります。あぁ冬向けのいいお湯だ〜(´ー`)ノ。ただもう少し長く浸かっていても景色が楽しめるなど、お湯+αで楽しめる工夫があっても良いのではないでしょうか。
(再訪1でも同じ感想でした)

 お湯の利用状況は未加水・加温・循環・塩素消毒となっています。おそらく味も匂いも循環で消え、塩素臭は温泉本来の匂いと相殺されているものと思われます。まぁ塩素臭がしないだけ良いとしましょう。

 ただチラシや村のHPでは「掛け流し」と謳っております・・・。きっと村の担当者が掛け流しの解釈で勘違いしていらっしゃる?(-_-;)。公営施設なので他の民間企業よりその辺を重視していただきたいものですなぁ。
(後日掲示板にて「ほっとくん」さんが飛島村役場に「掛け流し」の表示について掛けあい、担当者の勘違いを解いたようです。現在HPには「掛け流し」の文字が消えましたので、ご報告いたしますm(_ _)m。)

 しばらく大きな湯船に浸かった後は、小さいながらもジェットバスが稼動している湯船におまけで浸かります。こちらも温泉を利用していますが、利用者が多い為にあまりゆっくり出来ませんでした。

 湯上りは受付横のベンチか下駄箱横の4人で満席のTV付き談話コーナーでゆっくり出来ます。しばらく脱衣所前のベンチで休んでいるとちょくちょくと地元の方が訪れており、地元の方の為の温泉というのが良くわかりますね。

 湯上り感は肌が弱いながらさらりとして、ポカポカ感が得られます。持続力はその日の夕方までですが、しっかりとポカポカ感は持続し、疲れも同時に出してくれました。アフターに予定が入っている方は匂いなど気になりませんが、体力的な余裕を見たほうが良さそうです(^^ゞ。

 なおこの日の利用者は私以外に男性は3名のみで結構空いており、意外と穴場となっています
(再訪1では8名)。まぁ宣伝していない施設なので仕方ないのですが、それでも維持できるのが裕福な村の余裕というものでしょうか(´ー`)ノ。


【再訪1】


 2年半ぶりに再訪を行い、初期評価に手直しと写真入替・追加をいたしました。施設・サービスともに大きな変化はありませんし、地元の方の憩いの場として利用されているのも変わっていませんよ。よって評価もそのままといたしました。


【再訪2】


 約3年半ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。施設・お湯ともに変化はありませんでしたが、温泉分析表が更新されていましたので情報を更新いたします。


【再訪3】


 約4年ぶりに再訪、状況を確認致しました。なお温泉分析表にはpHの記載がありませんが、役場のHPに記載がありましたので情報を追加いたします。




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