尾張天王温泉(津島天王の湯源泉) 【津島健康の里湯楽

尾張天王温泉(津島天王の湯源泉)おわりてんのうおんせん(つしまてんのうのゆげんせん)

【くつろぎ天然温泉 湯楽】




2014年10月3日より「くつろぎ天然温泉 湯楽」として再出発

【住所】  愛知県津島市西愛宕町2-208
【電話】  0567-23-4126
【料金】  600円(タオル・館内着・コミックコーナー・リクライニング・麻雀利用は1100円)

【泉種】  弱アルカリ性単純温泉
        pH7.9 32.6℃ 106L/分 0.35g/kg H21分析
          
旧分析:弱アルカリ性単純泉 pH8.0 33.2℃ 湧出量不明 0.34g/kg H10分析

【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・シェービングソープ・ドライヤー・歯ブラシ・剃刀・
      ブラシ・櫛
【営業】  10時〜24時 無休
【記 録】 2006/03/21 【再訪1】 2006/09/29 【再訪2】 2008/06/07
【再訪3】 2010/08/06 【再訪4】 2012/06/17 【情 報】 2013/07/25
【再訪5】 2013/08/17 【再訪6】 2014/12/29 【再訪7】 2017/02/18

【評価】


施設 ★★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★


【コメント】

 利用料金が安くなる22時以降の入泉にて評価です。昼間は金額設定が高額で、温泉のみを目的とすると22時以降でないと辛い日帰り施設です。昼は歌謡ショーやカラオケ大会とがんばってはいますが・・・高い(-_-;)(情報で入泉料が1680円から1100円に変更されたとのこと)。きっと昼なら施設の評価が半分になってしまうでしょう。反面22時以降は500円で利用出来るのでお値打ち価格になります。

 施設の周囲にある広い駐車場に車を止め施設に向かいますが、駐車場はほぼ満車で空きスペースを一生懸命探すことになりました。昼間はどうか判りませんが、この時間帯はかなり人気施設となっています。


 スーパー銭湯ではなく公共施設的な雰囲気を感じる施設の入口を入ると、左側に鍵付ながらコインレスで利用できる下駄箱があり、そのキーを持って右側のフロントに行きます。 

 フロントで女性スタッフに下駄箱の鍵と入泉料を渡し、タオル大小とロッカーキーを受け取りますが
(再訪1時、タオル大小は有料になっていました)、女性従業員は温かみのある対応ですo(^∇^)o。 受付横には小さいながらも温泉分析表が掲示され、横のスペースでは特産品コーナーもありますよ。

 フロントの反対側にはマッサージコーナーがあり、お土産コーナーの奥へ進むと右手に脱衣所があります。その奥には食事処とゲームコーナーがあり、正面の階段を2階に上がると仮眠出来るスペースや和室の宴会場もあります。

 早速脱衣所へ向かうのですが右が洋風・左が和風となっており、今日の男湯は洋風の方らしい。個人的には和風がいいのに〜!
(再訪1時、和風でも脱衣所の雰囲気は変わりませんでした)。なお脱衣所は定期的に男女入替がありますので、興味のある方は時期をずらして再訪してみましょう。

 脱衣所内部には大きなロッカーと洗面台で構成されており、ベビーベットも設置されています。大きなロッカーは細いながらも高さがあり、中にはハンガーが2本あり冬のコートにも対応可能です。また入口の壁には温泉の説明も掲示されていますので、興味のある方はご確認ください。

 早速脱衣の後、浴場に向かいます。内部は横に広く、掛湯・白湯利用の複数のイベント湯・高温サウナ・ミストサウナ・温泉利用の湯船・奥の洗い場で構成されています。周囲は若い人からお年寄りまで年齢層は幅広い事を確認しつつ、掛湯後に洗い場へと移動します。

 洗い場は仕切のあるタイプと無いタイプの両方あり、仕切は結構大きめです。シャワーや鏡など揃っておりますのでなんら不満はありませんし、横には剃刀と歯ブラシが設置されております。小市民な私はしっかりと使わせて頂きました。 

 しっかりと体を洗い終え、洗い場に近い位置にある内風呂の温泉利用の半円型湯船から浸かります。この湯船は6人も浸かれば満員御礼で、施設規模から考えればちょっと窮屈なイメージを受けます。お湯は薄い黄色の透明なお湯で、弱いながらも岩石臭・塩素味と匂いに準じた味を感じられます。

 お湯の利用状況は循環・加熱・未加水・塩素消毒となっており、市街地の温泉としてはこれといった特徴はありません。温泉としては1Lあたり0.34gの成分ですのでそう濃くはありませんが、それでもしっかりと温まるお湯です。

 露天風呂と内風呂の中間には日替わりイベント湯が設置されており、この日は「ラベンダーの湯」となっていました。でもこの湯船は結構広いのですが殆ど利用者がいないのはなぜでしょう(;´Д`)。

 露天風呂は温泉利用なのですが、周りは壁で覆われており周りの風景は見えません。上も屋根が半分ほど設置されており、雲のかかった夜空のみが見えます。その分悪天候でも温泉が楽しめるのはさすがですが・・・。 

 またここの露天は打たせ湯が湯船とカーテンで仕切られてあるのですが、水圧かなり強いです。正直子供やご老体にはきついかもしれません。
(再訪時、和風には仕切が無かった(ToT))お湯の利用状況は内湯と同じですが、さすがに広く12名はゆったり浸かれる広さです。

 じっくりとスペイン風露天風呂で温泉を味わっていると、内風呂同様にしっかりと体が温まるのがよく分かります。でも風呂の横に大きいパラソルがあるのが笑えます。確かに洋風!
(再訪時、和風は瓦屋根の櫓が固定です。)これだけの施設が気楽に使えるのは、近くに住んでいる方がうらやましい ヾ(^ω^*) 。 

 湯上りはフロント近くのベンチか、2階の仮眠室でゆっくりすることが出来ます。また1階の食事処でもラストオーダーの関係で食事は出来ませんでしたが、昼間ならばゆっくり出来そうです。

 湯上がり感は単純泉だけあって特筆すべき点はありませんが、欠点もありません
(再訪3では強めのポカポカ感が得られ、1時間ほど汗が止まりませんでした)。1時間後に家で就寝しても変な汗をかくことなく、翌日も肌がつっぱています。鉱臭も少ししますが、弱アルカリ性の特性はちゃんと生きていますよ(再訪3ではこのアルカリ性の特徴は薄くなっていました)

 津島市の温泉は現在この施設しかないのですが、これからも末永く地元に愛される温泉であって欲しいものです。


【再訪1】


 今回も夜10時半より利用しました。今回は和風が男湯でしたo(^∇^)o。上記コメントに写真とコメントを追加致しました。やはり夜10時以降じゃないと行く気が起きませんね・・・(ToT)、サービスデーなどで昼間からこの600円という金額で頑張って欲しいものです。

 なお施設は変化がなく、和風の浴場になっても造りは同じなので評価に変動はありません。


【再訪2】


 気温20℃で曇りのち雨の天気の中、夜10時より再訪です。夜10時以降はタオルが有料になり、その為か利用料が600円→500円に変更されていました。初めの評価文に修正・追加を行い、写真を追加しました。


【再訪3】


 気温33℃でかなり暑苦しい気温の中、夜11時より再訪いたしました。施設に変更は感じられませんでしたが、湯上り感に変化があったため初期評価に補足文章を追加いたしました。


【再訪4】


 気温21℃で曇りの天気の中、23時前から約2年ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。温泉分析表が更新されており、情報を更新いたします。


【情 報】


 掲示板にて「一人旅温泉巡り男」さんより入泉料の改定及び、期間限定ながらイベント湯としての源泉風呂が設置されたとの情報を頂きました。公式HPでもH25年3月より変更との確認が出来ましたので、情報を更新いたします。

 貴重な情報をありがとうございました!



【再訪5】


 掲示板情報の源泉風呂を堪能すべく、約1年ぶりの再訪にて確認いたしました。源泉風呂は硫黄と鉄分の味と硫黄の匂いがしっかり感じられ、湯上りも肌がしっとりとして明らかに今までと異なります。期間限定の源泉風呂ではもったいないので、ぜひこれからも設置しておいて欲しいものです。
 評価を変更しようか迷ったのですが、現在の源泉風呂は期間限定とのことなので、評価に変動はございません。



【再訪6】


 掲示板にて「たか@三重」様より「キャナルを手掛けた湯吉郎系列の経営になっており、現在施設名は『津島健康の里 湯楽』から『くつろぎ天然温泉 湯楽』に変わってます」との情報を頂きましたので、早速再訪にて確認いたしました。

 施設の構造は変化していませんが、2014/10/3より今までの昼間1100円・22時以降500円という入泉料が廃止され、全日600円(館内着付で2階のコミックコーナーやリクライニングコーナー利用可能なプランは1100円)となり、利用しやすくなりました。

 また源泉風呂は内湯と露天風呂の中間にある、塩サウナ横の湯船に変更され、今まで内湯にあった温泉利用湯船は人工炭酸泉加工された温泉となりました。

 お湯ですが、源泉風呂で20分程確認させていただきました。見た目の弱い黄色で変化はありませんが、前回感じられた硫黄と鉄分は全く感じられず、お湯が別物になってしまったように感じるほどです。源泉風呂といっても濾過をしっかりするようになってしまったのかもしれませんが、この辺りは定かではありません。

 今回の再訪は年末ということもあり、利用者はとても多くて駐車場探しから時間を掛けてしまいました。この人気が継続できれば、この施設も安泰なのかもしれません。しかしながら温泉を目的とすると、過去の温泉らしい匂いが無くなっているため、少し寂しいですね。


【再訪7】


 約2年ぶりの再訪にて和風風呂の状況を確認しました。施設面ではなんら変更はなく、備品の充実も変わっておりません。ただ今回も源泉風呂で硫黄と鉄分は感じられませんでした。



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