みどり楽の湯温泉 【天然温泉楽の湯みどり】

みどり楽の湯温泉(みどりらくのゆおんせん)

【天然温泉 楽の湯みどり】




【住所】  愛知県名古屋市緑区鳴海町笹塚22


【電話】  052-878-1010
【料金】
  土日祝:一般880円 会員800円  平日:一般850円 会員750円

【泉種】
  弱アルカリ性単純温泉
       pH不明 31.2℃ 湧出量不明 0.95g/kg H28分析
       旧分析:アルカリ性ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉
             pH不明 34.5℃ 湧出量不明 1.41g/kg H17分析


【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー
【営業】
 10時〜24時(金曜・土曜・祝日前日は25時まで)・無休
【記 録】  2006/05/02 【再訪1】 2006/08/29 【再訪2】 2007/08/30
【再訪3】 2009/10/04 【再訪4】 2011/05/14 【再訪5】 2015/02/22
【再訪6】 2021/05/16


【評価】

施設 ★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★★
料金
総合 ★★★

【コメント】

 22時半より外気温13℃で曇りの中、会社帰りに利用させていただきました。今までは「楽の湯こまき」の温泉をローリーで運んでいましたが、掘っていた井戸から温泉がようやく出たようでようやく自家源泉の利用となりました。男女週替わりで「月兎の湯」にて入泉しました。「楽の湯こまき」の2号店、コメントさせて頂きます。

 なお名古屋市緑区と豊明市の境に位置するのですが、予想外に豊明市側からはアクセスが悪い位置にあります。早く周囲の開発が終わると良いのですが、もうしばらく時間が掛かりそうです。

 施設前の駐車場に車を止めて施設へ向かいます。小牧店同様に和風の雰囲気で造られており、周囲の緑にうまくマッチしています。名古屋市にもこんな施設があったんですねぇ。

 施設内は正面に下駄箱・その左手前に券売機・右手にフロントがあり、下駄箱右横にはなぜか食事処のメニューも並んでいます。食事処は右奥にあるのですが、あまりにも離れていて殆どメニューの意味を成していません。なお下駄箱は100円リターン式となっており、券売機で入泉券を購入して従業員の待つ受付に入泉券のみ提出します。

 フロントの奥は脱衣所へのスロープがフロント正面にある以外に売店エリアに食事処、マッサージ処に休憩エリアへ続く階段が設置されています。さすがに新しい施設ですので、色々な付帯施設によって利益を得ようとしていますなぁ(^^ゞ。

 早速スロープを上がって脱衣所へ向かいます。男女それぞれの浴場は週替わりで入れ替えられ、2つの浴場の間には岩盤浴施設も別料金ながら設置されています。温泉に飽きても岩盤浴で客の心を離さないとは抜かりないですね〜。

 脱衣所はロッカーの間隔が「こまき」より広く、改善された様子。ロッカーは大小ありでスーツでもOKで、下駄箱同様に100円リターン式です。また洗面台も広く設置されていますので、利用者が多くても対応できそうです。

 また壁には利用状況も明記してあるオリジナルの温泉分析表がしっかり掲示されており、温泉利用施設であることをアピールしています。やはり情報がしっかりしていると良いですね〜、出来れば温泉の湧出量なども掲示して欲しいですが・・・。

 ささっと脱衣の後、浴場へ向かいます。浴場内は右手に洗い場・左手に掛け湯とサウナ・奥に各種湯船と外に露天風呂多数が設置されています。また内湯の湯船横はと露天風呂が良く見えるガラス張りになっているために、閉塞感は殆どありません。

 洗い場は仕切りがしっかりあるタイプで、数種類のソープがあり座るところによって異なります。シャワーや鏡もしっかり装備しされている上に、席数はあるので空いてる場所がすぐ探せますので不満はありませんよ。

 しっかり体を洗い内湯を一通り眺めてみますが、内風呂は全て白湯なので今回はパスさせていただきました。悪天候の時は温泉をあまり楽しめないかもなぁ・・・と思いつつも温泉を利用している露天風呂へ向かいます。

 露天風呂は本家の「楽の湯こまき」よりはるかに風情のある造りで、高低を利用した数多い湯船はなかなかすばらしいと言えます。ここまで高低差のある施設は名古屋市内だけでなく、愛知県内でも見たことはありません。

 露天風呂は人工炭酸泉利用の湯船を除いて、ここの天然温泉を利用しています。露天風呂の構成は高低差を利用して設置された3つの岩風呂・寝湯・桶風呂・座湯・檜湯・人工炭酸泉利用湯船となっています。

 早速桶風呂から浸かってお湯を堪能します。お湯は無色透明で、微かな塩素味と苦味・微かな塩素臭がします。炭酸水素塩泉の特徴であるぬるっとした肌触りを味わえ、湯温はぬるめの39℃程になっています。いや〜天気がよければ長湯が出来ますなぁ。
(再訪6では単純泉に変わりました)

 お湯の利用状況は循環・加熱・未加水・次亜塩素酸ナトリウム消毒となっており、都市部の温泉施設としては多いタイプの利用状況です。またお湯とは別に普通の水を使って、小川など演出効果を出しています。凝っている造りで演出過剰な面も見えますが、その辺が良くも悪くも都会の温泉です。

 屋根が唯一無い岩風呂は3段に造られており、上から順にお湯が流れるようになっています。上の段は人気があり、常にお爺様方が雑談しながらお湯に浸かっていらっしゃいました。また檜湯では若者が半身浴をしながら雑談しており、裸の付き合いの場となっていました。

 湯上りは2階の無料和室もしくは有料の部屋・食事処・ゲームコーナーなどで休憩が出来るようになっています。2階和室は枕や簡単な仕切りもあり、空いていればなかなか居心地の良いものです。
(再訪4では有料の休憩室は無料になり、1階の休憩所も広く取られていました)

 湯上がり感は炭酸水素塩の例えである「冷の湯」らしく、サッパリとした感覚が得られ、肌はしばらくするとカサカサしてきますので乾燥肌の方には少し辛いかもしれません。また塩化物の効能であるポカポカ感は感じられません。夏の暑い日には良いかもしれませんが、もしかしたら自分の体がおかしいのかもしれませんね。夏の暑いときに再度来たいものです。


【再訪1】


 夏に行って参りました。夜11時前なのに29℃・・・熱帯夜です。今回は「龍神の湯」が男風呂で、基本的な造りは全く「月兎の湯」と一緒です。

 お湯も全く前回と同じ感想なのですが、湯上がり感が異なります。やはり季節によって違うのですね〜 確かに温泉に入っているとよく冷えるのですが、湯上がり後しばらくすると今度は体が火照り始めました。風が吹くと涼しいのですが、無風だと熱く感じます。肌はしっとりするのですが、時間が経つと乾燥してザラザラした感じになりました。


【再訪2】


 気温27度で曇りの天気の中、22時半から利用しました。会社帰りに音楽活動に参加し、その後に疲れを癒す為に再訪です。施設は変化ありませんが営業時間が変更されており、金曜・土曜・祝日前日は25時までの営業になっており、受付は24時までになっておりました。

 相変わらずヌルリとしたお湯で爽快感溢れるお湯、塩素臭も漂います。もうちょっと匂いが少ない薬品を使ってもらえるとうれしいですねぇ(-_-;) 。

 なお湯上りについては前回うちわがあった方が良いと思っていましたが、1回目の評価に逆戻りです。温まった感じが全く得られず、なんだか不思議な感覚になります。肌はザラザラ感が翌日夜まで残り、匂いは初めから殆ど残りません。今回も評価に変動はありません。


【再訪3】


 気温21℃で良い天気の中、11時より入泉です。初期評価の文章は70%、写真を殆ど入れ替えて内容を充実させました。今回も評価に変動はありません。


【再訪4】


 約1年半ぶりに夜再訪いたしました。施設は今まで有料であった休憩エリアが無料になっており、その無料になった休憩エリア反対側にはエステが出来ていました。また受付周辺から脱衣所までの通路では野菜やお菓子・韓国の商品を売る面積が増えていました。

 相変わらず利用者が多く商売繁盛しておりますが、ゆっくり浸かるには少々辛い施設でもありますね(^^ゞ。


【再訪5】


 約4年半ぶりの再訪にて状況を確認、周囲が徐々に開発されて施設前にはスーパーも出来ていました。この4年半の変更点は以下のとおりです。

・敷地への入口が東側・出口が西側に固定されていました。
・入泉料が750円→800円に変更されました。
・館内のレイアウトが変更され、彩汗房という岩盤浴が350円で利用可能。1階・2階とも休憩エリアはありますが、利用者が多く、空きスペースはとにかく物販スペースになっています。

 なお草臥れてきた施設の評価を★4つから★3つに変更いたします。


【再訪6】


 約6年半ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。周囲はさらに開発され、周囲は分譲地として販売されている状況。。この辺りもすっかり様変わりしました。
変更点は下記の通り

・温泉分析表が更新されていました。成分が少なくなり、単純泉に変化しました。
・入泉料が800円⇒880円(平日750円⇒850円)と値上げされていました。
・駐車場の出入りは固定化されていたのが無くなり、自由に出入りできました。
・リンスinシャンプーが別々になりました。

 相変わらず人気の施設ではありますが、単純泉に変化したためか湯上りは以前よりライトなサッパリ感となりました。



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