富士見温泉 【アーバンクワキャッスル】

富士見温泉(ふじみおんせん)

【アーバンクアキャッスル】




【住所】  愛知県名古屋市中区富士見町16番17号


【電話】  052-324-0261

【料金】  3時間 お風呂:980円(会員880円・平日は100円引き)+岩盤浴:+200円
      フリータイム(お風呂+岩盤浴)1580円(会員1480円・平日は100円引き)
      3時間を超えた場合は自動的に400円追加・翌1時30分以降1620円追加
【泉種】  中性単純温泉
       pH7.6 25.1℃ 153L/分 0.17g/kg H30分析
            旧分析:中性単純温泉 pH不明 28.4℃ 湧出量不明 0.20g/kg H19分析
          旧分析:中性単純温泉 pH不明 30.4℃ 湧出量不明 0.15g/kg H9分析

【備品】  シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー
【営業】  金・土及び祝前日24時間(金のみ9時〜)・平日6時〜翌1時30分 無休
【記 録】 2006/03/01 【再訪1】 2006/12/02 【再訪2】 2008/06/15

【再訪3】
2009/07/14 【再訪4】 2011/08/27 【再訪5】 2013/06/03
【再訪6】 2015/09/06 【再訪7】 2019/01/12

【評価】


施設 ★★★★
お湯 ★★★
湯上感 ★★
料金
総合 ★★★

【コメント】

 平日夜に会社帰りに利用しました。街中で遅くまで営業している日帰り温泉施設の為か、私を含めて客のスーツ率は高めです。パチンコ店の上に造った温泉施設、駐車場も立体でいかにも街の中の温泉です。

 建物は1・2階はパチンコ屋と食事処やマッサージ処、3・4階は温泉フロント、5・6階は浴場で屋上には露天風呂となっております。この建物の強度は温泉施設が上にある為に、相当頑丈に造られていそうです。

 立体駐車場の3階から施設に入ると右手に吹抜けの空間と、正面に温泉施設の入口が現れます。その入口を靴を脱いで入ると正面にフロント・右手に券売機・左手に下駄箱が並んでいます。

 コインレスの鍵付下駄箱に靴を入れ、券売機にて入泉券を購入し女性スタッフの待つフロントに向かいます。フロントでは下駄箱キーと入泉券を渡して、中のロッカーキーをもらい受付を終了するのですが、スタンプカードもありますので通われる方はぜひ造られる事をお勧めしますよ。

 フロント右手に施設内部へと続いており、広い休憩エリアとマッサージ処が設置されています。休憩所横の大きな階段を上がると天使がお出迎えしてくれて右が女・左に男と分かれて脱衣所が設置されています。

 脱衣所は大小のロッカーと洗面台・ベビーベットが設置されています。大きなロッカーにはハンガーが設置されていますが、スーツなどの丈が長いものは下に摺ってしまいますので覚悟しましょう(-_-;)。また脱衣所の壁には「撮影禁止」とありますので脱衣所や浴場など、この先の撮影は自主規制させていただきます
(再訪4ではその「撮影禁止」が無くなっておりました)

 さっと脱衣の後、洗面台横の浴場入り口へ向かいます。内部は意外と広く、右手にサウナや円形の水風呂・正面に湯船とその中央に円形の洗い場・左手に露天風呂へ続く階段が設置されています。

 洗い場は浴場中央にあり、壁を挟んで湯船で三方を囲まれています。仕切ナシでシャワーが固定タイプと普通タイプの2パターンに分かれ、お茶シリーズともう1種類のソープが座る場所によってそれぞれ設置されています。鏡や照明もついていてなんら不便は感じませんが、シャワーやカランのお湯の温度調整が出来ないところは少々物足りないかも。

 なにはともあれ早速体を洗い、洗い場の周囲にある湯船に向かいます。広く浅い湯船を奥へ歩くと電気風呂やジェットバスが深い位置に設置されており、端には源泉風呂もあります。源泉風呂があるとは予想外に素晴らしい〜施設です。

 しかしながら源泉風呂は湯温が30℃と低いので先にサウナにて熱くなった後に入るのがよろしいでしょう。その源泉風呂でのお湯は半濁りの黄緑色で微かな沼臭とそれに準じた味
(再訪4では無味無臭でした)、塩素臭は気になりません。

 ですが見た目よりもお湯に力がなく、色に負けてしまっているように思えます。まぁ単純泉といえばそれまでなのですが(^^ゞ。でも都会で源泉風呂など、気合いの入った施設は評価に値します。

 お湯の利用状況は基本は未加水・循環・加温・塩素消毒となっており、源泉風呂は消毒されておりますが加温はされていません。源泉風呂のお湯の色は予想外に色が濃く、循環することによって他の湯船はここまでお湯が変化してしまうんだ〜と実感できますよ(´・ω・)o。

 しばらく源泉風呂とすぐ横の普通の湯船を行き来しつつ、「名古屋のこんなところにも温泉があるんだなぁ」などと感心しながら浸かっておりました。なおさすがに街中温泉だけあって窓からの眺望はございません。こんな街中で眺望を求めるほうが罰当たりなのかもしれませんが・・・・。

 それでもこんな施設に露天風呂が設置されており、外の風に当たることが出来るようになっています。さすがパチンコ店経営の会社、やる事が普通の施設ではありません。

 そんな露天風呂は階段を上がり、細長い空間の左に打たせ湯・右には屋根付き露天風呂が設置されています。この露天風呂は意外と人気が無いのか人が殆ど居ません(;´Д`)。TVも設置されておりますので、眺望は殆どなくともゆっくりすることが出来るのは都会らしいですなぁ(*_*)。

 しばらくコンクリートジャングルを感じつつも半身浴でボーっとしつつ命の洗濯をさせていただきました。
(再訪4ではなぜか炭酸泉のような勢いで体中に気泡が付き、思わず人工炭酸泉にでもしたのかと疑うほどでした。原因は不明です)

 湯上がりは脱衣所の階段を下りた広い休憩エリアで、ゆっくりとTVや新聞・雑誌を読みながらゆっくりすることが出来ます。またマッサージ機やマッサージ処もしっかりありますので、普段の疲れを癒すことも出来ますよ。

 湯上り感はお湯の力を反映しており、さっぱりした物です。体は軽い気怠さと、肌のアルカリ性の特徴である突っ張り感を感じますが、翌日の朝風呂で消えてしまいました。会社帰りに癒しを求められる方には、良い施設ではないでしょうか。


【再訪1】


 会社のボーリング大会及び忘年会幹事をこなし、精神的にも肉体的にも疲れ切った体を癒すべく再訪してみました。気温8℃・夜10時からの利用でしたが、さすがに土曜日の夜だけあって混み合っています。

 今回の再訪で装備が一部変わっておりました。リンスinシャンプーがリンスとシャンプーの独立タイプに変更されています。後は湯上がりも含めて変わっておりません。よって評価も変動無しです。


【再訪2】


 気温22℃で曇りの天気の中、午前中に再訪しました。初めて午前中に利用させていただきましたが、意外と空いていました。

 初めの評価文が余りにも酷いので書き足し、手直しを行います。なお変更点は営業時間が24時までだったところを翌1時に変更し、ソープ類はリンスinシャンプーに戻されていましたが、評価に変動はありません(´ー`)ノ。


【再訪3】


 精神的にも肉体的にも休養を必要としていたので、気温29度の中で22時より再訪しました。今回はまたソープ類がリンスinシャンプーからリンスとシャンプーの独立タイプに変更されていました。

 初期評価を手直しして内容の充実をはかりました。


【再訪4】


 約2年ぶりの再訪にて温泉分析表がH9からH19年の分析表になっているのを確認し、情報を更新いたしました。それにしても今H23ですよ・・・富士見温泉さん(*_*)。


【再訪5】


 またも約2年ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。いつの間にやら朝風呂サービスが行われており、土日祝の朝6時〜9時までは550円で利用できるようになっていました。

 その他の施設変更は有りませんでしたが、今月17日〜25日まで改装しますのでお休みしますとの看板が出ておりました。リニューアル後どのように変更されているのかが楽しみですね!



【再訪6】


 約2年ぶりの再訪にて状況を確認いたしました。変更点は下記のとおりです。
・入泉料が50円UPして700円→750円に変更
・平日も朝風呂営業を行うようになり、入泉料が550円→600円に変更
・週末の営業時間が翌1時→翌2時に延長
・脱衣所へ向かう階段正面のパネルデザイン変更
浴感や湯上り感に変更はありません。源泉風呂は相変わらず絶妙な水温で、気持ちよく利用できますね。


【再訪7】


 2018年にリニューアルし、施設内部が大きく変わっているのを確認いたしました。変更点は下記のとおりです。

・温泉分析表が更新されました。
・営業時間が6時〜翌2時(金曜10時〜・平日は〜翌1時)
 だったのが、金土及び祝前日24時間(金のみ9時〜)、
 平日6時〜翌1時30分に変更されました。
・入泉料が750円(平日650円・朝風呂は600円)だったのが、時間制に変更されました。
 3時間 お風呂:980円(会員880円・平日は100円引き) お風呂+岩盤浴:+200円
 フリータイム(お風呂+岩盤浴) 1580円(会員1480円・平日は100円引き)
 3時間を超えた場合は自動的に400円追加・翌1時30分以降1620円追加
・受付システムが変更になり、コインレスの下駄箱のICタグ付きキーにて発券機受付。
 自動改札機にて入館手続きを完了、左斜め正面のタオル・館内着窓口で必要なものを
 受け取り、脱衣所へ向かいます。
・館内の配置が大きく変わり、休憩処も「温泉道場」が運営する施設に似た感じになり、
 1日ゆったり出来るようになっています。
・脱衣所も広く造り直されており、好みのロッカーを探して利用することが出来ます。
・浴場は源泉風呂のあった位置に洗い場・水風呂のあった位置に源泉風呂・洗い場のあった
 位置に座湯が設置され、他の湯船は炭酸風呂・高濃度酸素風呂・ジェットバス・電気風呂
 となっております。また露天風呂は片方が気泡壺湯3つとなりました。
・湯は以前と変わっておりませんが、全体的に湯温が低めに抑えられています。

 以上がザックリとした変更点になります。湯上りはサービスのホットコーヒーを飲みながら読書に没頭することもできます。

 最新の施設に変わり値段も上がりましたが、温泉+αの付加価値サービスを楽しめるかどうかで評価が変わりそうです。



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